演奏が進むにつれて爪が弦に引っ掛かって来る・・・。筆者はそうですが、読者はどうでしょう?
爪が引っ掛かるとそれは爪の形が悪いからだと昔は思っていましたが、近年爪のせいにしていけないと気付かされました。
演奏し始めて引っ掛からなかった爪が、1、2分経過して来ると引っ掛かって来るのは、どう考えても僅か1、2分後に爪が伸びた訳でも形が変わった訳でもありません。内側が力んで来たから外側もぎこちなくなって来たのです。
人間なら誰でも運動し始めれば筋肉や筋は段々疲れて来ます。しかし、だからこそそこで力を抜くコツを知っているのが上手い選手のはずです。
ギターも指の運動として見るなら、疲れて来たその時こそ力を抜かなければ、いくら名器でも力んでいい音は出ません。
それでは力を抜くコツは? 何年か前に書きましたが、指のこと忘れることですね!? 人間忘れた箇所には力は入らないことになっているのです。
それでは指にことは忘れて何を思っていればいいのでしょうか? これも何年か前に書きました。歌心です。
指は歌心に乗れば乗るほど疲れることを忘れてくれます。
そんな歌心にしてくれるのが名器の音色かも知れません。こうなると相乗効果ですね。
2012-03-12
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