2011-05-23

471 同級生逝く 24-05-2011(火)

 新婚旅行中コメント&メールいただいた皆さん、有難うございました。またスペイン週間コルムナ&スペインギター週間コルムナ共々再開します。
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 新婚旅行早々いきなり飛び込んで来たセべリアーノ・バジェステロス死亡のニュース。
 筆者は狭い日本の国土を破壊して何が球転がしじゃ、何が接待ゴルフじゃ、根性があるなら接待野球でもやったらどうじゃと昔からそう思って来ましたし、今でもそう思っています。ですから、生まれてこの方ゴルフ用品に触ったことすらありませんが、筆者がスペイン目指して大学でスペイン語を勉強し始めてまもなく、既にセべリアーノ・バジェステロスの名前は聞いていた記憶があります。スポーツニュースでプロ野球ついでのゴルフのニュースを通じてだったのでしょう。
 日本のマスコミはセべ・バジェステロスと呼んでいたはずです。今でこそスペインサッカーリーグが日本でも見れる時代になりましたが、昭和50年代前半と言えば、まだアントニオ・ガウディさえ余り知られておらず、生きているスペイン人で日本で名が通っていたのはおそらくゴルフのこのセべリアーノ・バジェステロスだけじゃなかったかと記憶しています。筆者もスペイン語を専攻していると言うと人様から怪訝そうな顔をされた時代でした。
 追悼番組を見て初めて気が付きました。筆者と同級生じゃありませんか。ゴルフに何の興味もなかったので、バジェステロスの話すのを見たのは新婚旅行中の追悼番組が初めてと言う筆者ですが、根性が据わったいい顔つきです。筆者が最初にスペインに来た1979年ヒットしていた、バックに流れるパコ・デ・ルシアのフラメンコギター〝二筋の河〟が悲しくもずばり合っていますね。

 死に至るまで忠実であれ。-----或る昔の偉い人

 人生は深さだとは良く言われる人生は太く短くより有意義な人生の意義をより端的に凝縮した筆者の好きな表現です。
 人生に勝ち負けも優劣もないのかも知れませんが、打ち込める何かさえない人生なら、人は何においても忠実であり得る筈がないのかも知れません。
 しかし、打ち込める人生なら深くあり得ます。それが一生涯のテーマならなお更です。
 同級生セべリアーノ・バジェステロスはそんな濃密な人生を送ったのかも知れませんね。
 そんな立派な同級生が亡くなると同時に初老婚の筆者。大器晩成か!?

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