筆者はまだ会ったことはありませんが、名前はGrisha Goryachev。確かにロシア人みたいな苗字ですが、初対面でいきなり張ったばかりの新しい④弦を左手一本でぶった切られたそうです!? しかも交換しても、交換しても3本連続同じ様に左手一本でぶった切る。
アルバ氏はこりゃ常人並のフレットの角度じゃいかんと冷や汗をかきながら、咄嗟の判断でフレットの丸味をヤスリで調整したところ切れなくなったそうです。
左手だけの練習のことです。それだけの力が④弦に加わったからこそ切れてしまった訳ですが、だからと言って本人がバカ力を込めて押さえたり、力任せにスラーやハンマリングしている訳ではありません。名人達人は最小の力で最大の効果を上げることを知っています。
確かに外国人故にフラメンコの味が今一スペインぽくないかも知れませんが、そんな批判を黙らせるスーパーテクニックですね。参りました。
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