今朝いつものBarのカウンターでコーヒーを飲んでいると、昨日のテレビ番組で『スペインは今現在不景気のどん底で後は上がる一方。2016年には景気は完全に回復している。』と有名な評論家が言ったことがいつもの常連客の話題に。
今時誰がそんなこと信じるかい、アホか。で全員一致。
この評論家はかなりの良識人として通っているテレビコメンテーターでもありますから、政党の世論作りに金もらっていいこと言ったんじゃないかと疑いたくなるほどの出来過ぎのコメントです。
お世辞を言われれば嘘みたいに気を良くする楽天的な国民性のスペイン人にすぐ見抜かれてアホかですから、この不景気は余程深刻です。
自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、虚しい物を追い求める者は貧しさに飽きる。-----或る昔の偉い人
そこで、今朝の新聞によれば、この不景気に何とか金を稼ごうと未成年二人が悪ガキどもを集めて闘鶏賭博大会を開催。
一人が一年間の執行猶予、もう一人が動物愛護協会で無料奉仕の刑。しかし、掛け金は一人5ユーロ(約550円)!?
余りに虚しい物を追い求め過ぎた奴はもはや耕すべき自分の畑すらない、いや、そのこと自体を知らないのが人間の多くの不幸と不景気の根源なのでしょう。
2012-11-20
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