2、3週間後に弾いた時には見違えリました(6)。
いくら大枚はたいて修復したとは言え、割れと継ぎ接ぎは隠すことの出来ない木材の軽量薄型の120前の安物ギター。しかし、一度弦が落ち着いてピタッと調弦が合ってみると別人です。
実は解体した際、表面板に力木がありませんでしたので(これだけでも当時の安物だと分かります)、Francisco Albaに力木を加えて修復する様依頼しました。そこで何日かして、如何にも古そうな木材から作った力木を貼る前に見せてもらいました。これが効いたことは間違いありません。それと木材の古さでしょうね。
音を説明しろと言われても出来ませんが、とにかく嫌と言うほど寝かした古い極上のワインの如き音色です。弾いて音の角が取れているのが分かります。若くない証拠です。
音量は小さいのかも知れませんが、音が密なので、遠達力があり、音が大きく聴こえます。
ギターは生鮮食品ではなく、古い方がいいのです。
2012-12-04
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