もっとも世界初かどうかは定かではない・・・。
事件は先週筆者の地元グラナダ市のすぐ隣町で起きたのだった。町内の女性の元に一本の電話が入る。
犬は預かった。返して欲しければ300ユーロ用意しろ。引渡し場所は・・・。
引渡し場所を張っていた私服の警官に犬ごと現行犯で御用。女性から聞いていた犬の描写が何よりの決め手となった・・・とか。
しかし、高貴な人は高貴なことを計画し、高貴なことをいつもする。----- 或る昔の偉い人
ここまでしなければ金がないまでにスペイン市民は追い詰められているのか、それともとてつもない悪事を犯す度胸のない小悪党なのか・・・。
南米コロンビアではバス丸ごと誘拐されて身代金。それに比べれば何と言う慎ましい、感動さえ呼ぶ犬の誘拐事件なのか?
こうなると巨大な精神病院の中にいるが如き現代社会で筆者も混乱せざるを得ない。
これが全国ニュースになったかどうか、それは定かではない。ただ、人に自慢出来る様な高貴な行いではないことだけは確かである。
何より何の罪もない犬が無事だったのは愚行中の幸いである。愚や愚や汝を如何にせん・・・。
2012-12-18
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