昨年末から近代ギターの開祖、衝撃のアントニオ・デ・トーレスのギターについて書いています(1)(2)。もう少し続きがありますが、新年早々ギターにも通じそうで怖い衝撃的なバイオリンの記事がありましたのでご紹介します。短いですので全文掲載します。
バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?【ワシントン=山田哲朗】(2012年1月4日10時56分 読売新聞)
何億円もすることで有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」や「ガルネリ」は現代のバイオリンと大差ないとする意外な実験結果を仏パリ大学の研究者らが3日、米科学アカデミー紀要で発表した。
研究チームは2010年、米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニストに協力してもらい、楽器がよく見えないよう眼鏡をかけたうえで、18世紀に作られたストラディバリウスや現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。
研究チームは「今後は、演奏者が楽器をどう評価しているかの研究に集中した方が得策」と、名器の歴史や値段が影響している可能性を指摘している。
衝撃的ですね。ギター業界も同じだったら衝撃的でしょうが、同じでしょうね。
今後とも『スペインギター振興会レオーナ』は名より実でスペインギターだけをご紹介して行きます。
2012-01-09
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