筆者はサッカーは興味がありませんが先日の読売新聞『キューバ選手、W杯予選のカナダで数人所在不明』。思わずベルリンの壁と旧共産圏東ヨーロッパが崩壊した頃のことを思い出しました。
筆者がアルハンブラ宮殿近くで日本人観光バスでマイクを持って案内をしていると、前の観光バスに見慣れないアルファベット文字。ワルシャワとありました。バスも一目見てオンボロと分かるとんでもない代物。筆者が昔モスクワに言った時もボロ車だらけでしたから、キューバなんてもっとトンでもないんでしょうね。
本当にトンでもないのはツアーの後。共産主義の束縛から解放されてポーランドからスペインまで観光に来たのは極一部。半分以上はそのままスペインに居残って仕事を探す亡命ツアー!? 男性は工事現場、女性は家事手伝いとは言え、実際は老人の介護だと相場は決まっていた様です。
筆者は仕事の途中、頻繁に日本人団体さんの人数を確認しましたが、ポーランド人の添乗員さんはどうしたんでしょうかね? と言うより、今思えばツアーを企画した側も亡命目的を十分承知で募集したんでしょうね。
野菜を食べて愛し合うのは肥えた牛を食べて憎み合うのに優る。-----或る昔の偉い人
ところが、最近は地元グラナダからも国内外に移民が出始めているそうです。共産圏崩壊と世界同時不況では状況が異なるとは言え、歴史は繰り返していることになります。
日本に生まれて良かった。
2012-10-16
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