弦を押さえる際、弦を押さえた指を僅かに左(ヘッド方向:筆者の場合)か右(ブリッジ方向)に傾け、指の先端ではなく、先端の横辺りで押さえること、そうこうしている内に懸案の爪の指先との分かれ際が下がって来ます。もちろん、練習したからです。こうなると光明が見えて来ます。
ところで、爪先は良く見ると指との別れ際の曲線の下に薄っすらと白っぽい平行の曲線が見えます。筆者はそうですが、読者の爪の生え際とそのすぐ下1mmほどもそうなっていますか?
生まれつき左手の指の爪の生え際がかなり上に来ているが故に弦を上から押さえる際、指先より爪が先に弦に当ってしまい極めて不安定にしか押さえることが出来ないので、一見ギターには向いてない指先と爪だと思っている人が練習して爪の生え際が下がって来るのはいいのですが、生え際が下がって来て、この内側の白っぽい平行の曲線まで達すると痛み始めます。爪切りで思わずやってしまった深爪状態と言えば分かり易いでしょうか?
これを2、3回経験して痛い思いをすれば、4回目からはそうなる前の段階で目で見て指先の力を加減することが出来ます。つまり、下がって来た爪の指先との分かれ際がその下の白っぽい平行線に達するかどうか肉眼で確認すると言うことです。
そうこうしている内に爪の指先との分かれ際もその下の白っぽい平行線も全体的に下がって来るのが分かります。こうなるとしめたものです。
2013-06-11
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