個性のない人でも見た目は人間です(失礼!?)。同様に個性のない音のギタ-も見た目はギタ-ですが、やはり、音に面白みがありませんから魅力も感じません。
このギタ-(の音色)は個性があると故マヌエル・カ-ノ先生が良いギタ-を評した様に(コルムナ431)、ギタ-の音色にも個性があれば、それはまた奏者を弾く気にさせる自ずと歌う良いギタ-でもあります(先週のコルムナ)。
では個性ある音とはどんな音でしょう? こう言う場合音量ではなく音質のことなのは明らかですが、ことばになるところでは甘い音、乾いた音、明るい音、軽快な音、落ち着いた重量感のある音・・・。
もう少し位は言えそうですが、これ以上は中々ことばにならない個性の世界かも知れません。例えば、このビ-ルが一番喉越し爽やかだとか(筆者は酒は用命酒だけですが)。他とどんな具合に違うか説明してくれる? 説明してくれと言われてもな~。とにかく、喉越しの感触が違うんだよな、とか。やはり、ことばにはなりません。
それでも、個性が中々ことばにならないことは別にして、個性ある楽器の音にはギタ-に限らず共通点があります。次回からBlogして行きましょう。
2011-02-21
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