コルムナ289&296で出汁にさせてもらったフラメンコ会場の知り合いのガイドのおじさん。
一昨日久し振りに顔を合わせましたが、筆者はどや調子は?と、いつも通りに惰性で会話を始めたつもりでしたが・・・。
仕事も無い、金も無い。嫁はんにも逃げられた・・・。
筆者は一瞬冗談かと思いましたが、いつもは冗談ばかりコキ飛ばしている奴が、一瞬えらく沈んだ眼差しになったので、筆者も一瞬面食らいました。
嫁はんはアルゼンチン人。アルゼンチンの実家に逃げ帰ったそうです。
その上本当に金がないらしく、フラメンコ会場のディナ-で余った食材をもらって帰って食べているとか。
う~ん、こいつは中々いい奴なんですがね。子供はいない様ですが、もう55歳。正直まともな仕事が見つかるとも思えません。
倒れたら起き上がらないだろうか。背信者となったら悔い改めないだろうか。-----或る昔の偉い人
倒れたら起きろと言われてもそう簡単には行かんですよね、この場合悪い事した背信者でもない訳ですし・・・。
一つ慰めがあるとすれば、世界的大不況の中、このおじさんの様な状況は今日例外でも何でもなくなって来ていると言うことでしょうか。
自らがバカな事やって落ちたのならたのならともかく、人並みな人生を送っていて、それでも落ちたのなら仕方がありません。現実を見据えて上を目指して生きて行くだけです。
2011-02-07
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