2010-11-15

421 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな:④ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-(7)  16-11-2010(火)

 有名スペインギタ-メ-カ-の100%他社委託量産ギタ-も何とかモデルと名付けて定価7、80万円~100万円。原価は大したことないのですから、そりゃあいくらでも値引き出来ます。
 ギタ-業界も結局はマ-ケッティング・・・。いえ、資本主義社会である以上それは必要なことなのですが、他社製造なら、せめてその旨ギターの内側の隅の方にでも書いとけよと言う最低限の良心の問題です(コルムナ400)。
 さて、来週はメ-カ-の名前で困惑ギタ-かな①~④を総括してみましょう。

2010-11-08

446 小浜市ゾンビ大会 09-11-2010(火)

 今週はスペインの話題ではありませんが、先週に続いてゾンビなハロウィンのお話。先週ついでにコルムナしてしまおうと思ったのですが、長過ぎるので今週に回します。
 論より写真。2日後に控えた中間選挙の点数稼ぎもあったのでしょうが、小浜市自らゾンビ大会の主役。自らがゾンビしなかったのが忌中の幸いですが、後ろにはドラキュラとフランケンシュタイン。思わず怪物君を思い出すのは50前後のオッサン世代か!? 
 こっちの写真で小浜夫妻の前でゾンビしてはしゃいでいるのはいるのは何と自らの子供2人。ヤラセか!? 
怪物君もゲゲゲの鬼太郎の妖怪達もどこか憎めない奴らばかりで筆者の幼少期の良き思い出ですが、ハロウィンとはこんなんやらあんなんやらで。死霊が憑きそうじゃないですか。

 それらは遊女の儲けで集められたのだから、遊女の儲けに返る。-----或る昔の偉い人

 読者に幼児がいてボ-ルペンをくわえたとします。子供だから仕方がないと放っておくでしょう。そして、今度はコンセントに指を突っ込んでいるとします。子供だから仕方がないと放っておく親はいません。顔色を変えてすぐ手を跳ね除けるはずです。
 両者には共通点もあります。それはいずれの場合も子供は無邪気にそうしていると言うこと。しかし、一方は純粋に無邪気なだけですが、他方は無邪気に感電死です。
 ハロウィンのゾンビは本当にゾンビな予感がします。こう言った人間的な趣味の悪さを超越した邪悪さが、ハロウィンに限らず今日巷にインタ-ネットにテレビにあたかも娯楽として紹介され、あたかも娯楽として人々、特に青少年の間に市民権を得てしまっているのが現代だとも言えます。だから、全世界規模で青少年が狂って来ているのです。 
 それを大統領自らやる!? やっぱり意味不明なYes、we can.!? 呪文だったりして!?

420 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな:④ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-(6)  09-11-2010(火)

 有名スペイン人製作家の名前のギタ-メ-カ-がスペイン国内の別の量産工場に丸投げしている中堅量産ギタ-も日本での価格はおよそ15~100万円であることをコルムナしています。
 もちろん、スペイン製量産ギタ-にもピンからキリあり、それらの違いがこの日本市場での15~100万円の幅だと言えますが、あれやこれやと何とかモデルと称して付加価値を付けて消費者を幻惑するのはどの業界も同じかも知れません。
 そして、やはり幻惑するにはブランドに越したことはないのはファッション業界、そして、スペインギタ-業界の顕著な傾向です。名の知れた舶来ブランドメ-カ-の何とかモデル・・・。いかにも日本人の弱点を衝いて来ます。
 日本で50~100万円~場合によってはそれ以上の価格の手工ギタ-(の定義はあくまで個人製作家作の年間14、5本)ではないが、あたかも手工ギタ-として売られるスペイン製量産ギタ-は、その実100%スペイン国内の委託先の量産工場の製品でありながら、この手の有名ブランドメ-カ-の何とかモデルと箔付けされたものが大半です。
 日本人の感覚からすれば、50万円を超えれば手工ギタ-だと思いますよね。しかし、スペイン国内の量産工場に丸投げする、ラベルの名前のスペイン人製作家は一切触れていない、ラベルだけ本物の、ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-です。

2010-11-01

445 ゾンビ連休で不況をブッ飛ばせ!? 02-11-2010(火)

 昨日11月1日は欧米社会は墓参りの日で祝日。一昨日はハロウィン。このアングロサクソン諸国の風習がここ10年ばかりでカトリックのスペインにも堰を切った様に雪崩れ込み、既にしっかり根を下ろしてしまった感があります。
 当然若者先祖の墓には行かず、ゾンビの格好をして飲み明かす口実に過ぎず、学校でも子供達がグロい仮装行列で先生も親も何にも言わず。
 もちろん、墓参りの前夜ですから、この両日は連動している訳ですね。
 しかも今年は日月と連休となり、先週お伝えした様に、わざわざ泥酔ゾンビ大会をやるためにグラナダに来る若い国内旅行者が後を絶たず、おまけに昨日はやけに目に付いた男同士で手を繋いで仲良く歩くオカマのカップル!?

 ですから、賢くない人の様ではなく、賢い人の様に歩んでいるかどうかよくよく注意し、機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです。-----或る昔の偉い人

 こうなるともう狂想曲です。よくよく注意するまでもなく、こんな連中が賢い人の様に歩んでいる訳がなく、ただただ放縦三昧の機会だけは十分に生かして用いる悪い時代だと一見で分かります。
 ところが、連中は良い時代だと心から心酔しているから悪い時代なのです。 
 多勢に無勢。多数決なら筆者の負けです。勝った負けたの次元の話ではありませんが、しかし、筆者もゾンビに負ける訳にはいきません。
 賢い人の様に歩んでいるかどうかよくよく注意して歩けば、人生失敗は付き物ですが、致命傷を負う事はありません。まずはゾンビを指差すより、自らの足元をよく見て、賢い人の様に歩んでいるかどうかよくよく注意することでしょうかね。

419 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな:④ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-(5)  02-11-2010(火)

 前置きが長くなったかも知れませんが、要するに日本市場で15~100万円の有名(無名も)スペインギタ-メーカ-のスペインギタ-は中国製スペインギタ-ではなく確かにスペインで生産されるスペインギタ-ですが、そのラベルの製作家、もしくはその工房作ではなく、スペイン国内の他の量産工場に丸投げしてラベルだけ本物なのが圧倒的大多数の実情なのです。
 要するにラベルの名前の有名スペイン人製作家の作る年産14、5本のギタ-以外のギターは高いものは影武者に作らせ(コルムナ381~)、それ以外の日本での価格が15万円以下の量産ギタ-の超安物は中国に丸投げし(同398~)、それ以上の日本での価格が15~100万円の中堅量産ギタ-は、いくら有名スペイン人製作家のラベルが貼ってあろうが、スペイン国内の他の量産工場に丸投げしていることになります。
 そして、このところのメ-カ-の名前で困惑ギタ-かな:④ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-では、有名スペイン人製作家の名前のギタ-メ-カ-のラベルの、日本での価格がおよそ15~100万円のスペイン国内の量産工場に丸投げしている、その実中堅量産ギタ-についてコルムナしていることになります。
 確かに困惑しますよね。老舗の何とか屋がパックの惣菜丸ごとよそから仕入れて自分とこの名前で堂々と売っている訳ですからね・・・。

2010-10-25

444 ひたすら飲むツア- 26-10-2010(火)

 国を挙げて深刻な不景気なのはスペインも例外でも何でもないはずですが、筆者の地元グラナダ市は昨年辺りから毎週末物凄い人で溢れています。さすが観光立国スペインの一大観光都市ですが、良く観察してみると、ウィ-クデ-も押しなべてやって来る外人旅行者とは別に、週末は結構スペイン人国内旅行者、特に若い連中が多いことに気付きます。もちろん、グラナダに来たからにはアルハンブラ宮殿には行くのでしょうが、インタ-ネットの普及に伴い、ここ2、3年旅行者の質が変わって来ているそうです。
 早い話が遺跡を観に行こうではなく、週末飲みに行こうツア-が主流だと地元飲食店から聞きました。金土と泊って浴びるほど酒を飲んで帰るだけのためにやって来るのですから、愚かさもここまでやればいい度胸です。確かに泊りですから宿泊施設は売上がありますが、不景気とデフレで随分安く出しています。ところが、連中も不景気で金がある訳ではないので、どのレストランも奥の食堂はガラガラで、入口の立ち飲みのカウンタ-が超満員と言うのが筆者が街を歩いても分かる傾向です。
 その金も無い若い連中はス-パ-で酒を買って、その辺の公園や広場で明け方まで飲み明かして大騒ぎで立ちションにゴミ捨て放題。おまけに飲む量が半端じゃない情熱のスペイン。
 グラナダ市はこれを解消するために何年か前から市の外れに1万人ほど入る野外公共飲み場を設置!? これがネット上で好評で、週末にますます他県からも若者が飲むためだけにグラナダにやって来る好循環。金を使ってくれるから好循環なんだそうです。

 自分の畑を耕す者は食料に飽き足り、虚しい物を追い求める者は貧しさに飽きる。-----或る昔の偉い人

 なるほど、消費者が金を使わないと回って行かないのが資本主義社会。おまけに、昨日の地元新聞によればグラナダ市も2億3900万ユ-ロの赤字財政。1ユ-ロ=約113円ですから、こりゃ大変です。国の将来を担う若者をアルコール漬けにしてでも、とにかく売上を上げていかなきゃいけません。しかも、とっくの昔に喉元過ぎて熱さもモラルも激しく忘れているのは当事者もホテルも飲食店も政治家も同じ穴の狢で一蓮托生。
 一蓮托生にされたんじゃ堪らんと言う奴も捜せばいるのですが、圧倒的大多数の反対なのですから多勢に無勢。
 世の中がどう狂おうが、筆者はただ自分の畑を耕すだけで、虚しい物を追い求める者が貧しさに飽き様が知ったこっちゃないのですが、こんな連中がとても筆者の年金を払ってくれそうにもないのが不公平ですよね。日本もかも知れませんが、スペインも年金はヤバイです。
 何せビ-ルが酔い覚ましの国で、誰も酒と思ってないのですから、やはり年金はヤバイです。警官が休憩中にその辺で制服を来たまま市民の前でビ-ルを飲むのが普通の国。それを見ておかしいと思う市民が誰もいない国!? おかしいのは筆者の方だったりして!?
 しかし、途中経過はともかく、最後に食料に飽き足りるか、貧しさに飽きるかによって人生の成果が明らかになることに国境はないはずです。
 

418 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな:④ラベルとは違う製作所の正真正銘スペインギタ-(4)  26-10-2010(火)

 もし読者が年産14、5本の売れている有名個人ギタ-製作家で、もっと収入が欲しければどうするでしょう?
 或いは、もし読者が年産14、5本の売れていない無名個人ギタ-製作家で、収入を何とかしなければいけないならどうするでしょう?
 確かに、年産14、5本なら安くは出せません。と言って、消費者に金もギターについての知識も無ければ高価な手工ギタ-など買いはしません。スペイン人個人ギタ-製作家の手工ギタ-は日本では最低100万円しますし、スペイン国内でも安くはありません。
 それじゃあ、もっと下のランクのギタ-をと言うことになります。自分では作りません。その辺のギタ-製作工場から仕入れて自分とこのラベルを貼って売ります。客に訊かれない限りまず自らは何も言わないでしょう、スペインでは。客に訊かれれば実は量産品だと正直に言う製作家はまだいます。そして、よく見ると自らのラベルの隅に直筆でArreglada por~(~によって仕上げられた)と書く製作家は筆者の地元グラナダではまだいますので、まだましかも知れません。そのまま仕入れて来たものを売っている訳じゃなく、フレットやブリッジ、ナットなどの最終調整はこの私がした量産ギタ-ですよと言う意味のこの手のラベルです。
 もっとも、客が少しギターを知っているなら、この小売価格じゃ本人が作ってないな、量産品を仕入れて自分のラベルを貼っているな、とバレバレなのですが、以上は取り扱い本数の少ない個人製作家の工房兼店の場合です。大勢に影響はないと言えます。
 問題は手広くやっている有名製作家の名前を冠するギタ-メ-カ-が大量に他のスペイン国内の他の製作所に丸投げしている、ラベルだけ本物の中堅量産ギタ-の場合です。