2008-03-03

282 アルペジオはpが優先順位で独立性 04-03-2008(火)

 アルペジオはimaではなくpで持つなら、そして、pを踏み込むことに拠って更に持つなら(先週のコルムナの冒頭)、アルペジオはimaよりpが優先順位だと言うことです。
 優先順位とは何でしょう? 例えば、読者が大工さんなら、まず四隅に柱を4本立ててから四方の壁を張って行くでしょうか、それとも、まず柱を一本 ⇒ 壁 ⇒ 柱 ⇒ 壁~と、こんなことをしていたらいつまで経っても工事は前に進みません。壁を張る技術があるなしの問題ではなく、四隅の柱の次に四方の壁と言う優先順位を知らないが故の愚行なのです。
 同様にアルペジオはimaの技術のあるなしの問題ではなく、まずpを踏み込むことにより手腕の軸が安定することが優先順位なのです。そして、この優先順位を度外視して、つまり、pを踏み込むことなしにいくらimaの技術どうこうと正論をぶちかましたところで、軸がぶれている以上imaの独立性など養われる訳がありません。
 例え壁を張るのは下手で四隅に柱を4本立てただけでも、壁を張る技術を持ちながら、優先順位を間違えて柱一本だけしか立たなかったより遥かにましです。アルペジオも極端な話、pをしっかり踏み込めば、imaは度外視でもいいのです。しっかり踏み込んでファウルチップの如く、明日に繋がるファウルチップであれば、後は何とかなります(コルムナ280)。バッティングもギタ-も踏み込んで軸がぶれないことが優先順位なのです。これが出来ない内はimaはむしろ何もしないことが秘訣かも知れません。
 来週からは具体的にpを踏み込んでファウルチップしてみましょう。

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