日本は国難の時ですが、続けてスペインギタ-コルムナして行きます。
それでは、それを聴き分ける耳があるかないかは別にして、音が十分に分離して、一音一音がはっきり別れてきれいに聴こえる良いギタ-を木工の面からコルムナしてみましょう。とは言え、筆者は力木の太さや配列など内部構造と音の因果関係については分かりませんので、主として材質と塗装の観点からコルムナします。
まず、ギタ-なら材質は木ですが、この木よりあの木の方がより音が分離し易いと言う木材の比較ではなく、どんな木材のギタ-も古いほど音が十分に分離して、一音一音がはっきり別れてきれいに聴こえる良いギタ-だと言えます。
日本の常識は世界の非常識なることばがありますが、それはギタ-に限らず楽器選びにおいてもそうかも知れません。トランペットなど金管楽器は知りませんが、ギタ-に限らず木製楽器は、事音に関しては古い方が音が十分に分離して、一音一音がはっきり別れてきれいに聴こえる共通点があります。
一般的に古い物は新しい物に比べて軽視されがちですが、ギタ-の音色に関して言えばこの常識は逆転します。
2011-04-04
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