日本は国難の時ですが、続けてスペインギタ-コルムナして行きます。
新品でも使用木材が古いほど音が十分に分離して、一音一音がはっきり別れてきれいに聴こえる新しい良いギタ-(先週のコルムナ)。これは意外と盲点ですね。
どうも古いと聞けばガタが来ていると同意語だと思うのが人の先入観の様ですが、建材は知りませんが、こと木製楽器の使用木材に関しては却って音質向上の決め手でさえあります。
ですから、無理矢理機械乾燥させる量産ギタ-は論外ですが、手工ギタ-の品定めの一つは使用木材の古さです。
例えば、工房やギタ-専門店でこのギタ-の木はどれ位寝かしてありますかと質問すれば、この客は少しは分かる客みたいだから侮れないなと思わせる間接的な駆け引きにもなっています。
もちろん、いい気になって量産品丸出しの10万円のギタ-を指差してこの質問をすれば、自らの無知を曝け出して商業主義に侮られることにもなります!?
2011-04-25
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