2011-06-20

449 ギターの塗装がどうかしたのか? 21-06-2011(火)

 ギターの塗装と言われれば、おそらくほとんどの愛好家はそうがどうかしたのか、としか思わないはずです(先週のコルムナ)。
 かつての筆者もそうでしたが、塗装どうこう言う前に、ギターの塗装についてどうこう言う発想自体がないので、ギターの塗装についてなど愛好家仲間内で話題に上る訳がないと言った方が当っています。唯一話題に成り得るとすれば、見映えに拘る日本人の観点から見たギターの色や光沢や艶消しなど、純粋に外見に関する見解で、まさか、塗装がギターの音を左右する、しかも、かなり左右する要因の一つだとは誰も夢にも思っていない訳です。
 しかし、予想に反して塗装が音を極めて左右するのはどんな楽器でも同じでしょう。金管楽器さえそうだとトランペットをやったことのある人に言われたことがあります。だとすれば、木管楽器、木製楽器ならなおさらです。
 ギター愛好家の皆さん、まず、ギターの塗装は音量音質に大いに関係があることを認識して下さい。塗装は音を生かしもし、ブレーキを掛けもします。

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