今一分かり難い表現もあった様ですので、今週は先週までの(1)~(5)を今一度別の例えで説明してみます。
もう一度右手を目の前に持って来ましょう。そして、手首を水平にブラブラ振って下さい。ただし、右手腕の軸はぶれず、回転するだけです。ブラブラですから力は一切使わず、本当に無気力にブラブラさせるだけ、ただし、遠心力のためにも腕の軸は決してぶれずに回転させます。
これをしばらく繰り返して下さい。これなら簡単ですね。5本の指が無気力に放心状態でブラブラしている様子を観察しながら振り続けて下さい。
次に、ブラブラして野放し状態だったimach4本の指をあたかも弦を爪弾くが如く、少し握った感じに構えて、再度同様にブラブラさせてみましょう。どうですか? この構えだと親指を打ち込んでいる感触になりますね? ただし、腕の軸の回転だけによる、遠心力を利用した打ち込みであり、決して親指自体に力を込めているのではないことが肝心であり、更にブラブラさせながらこれを実感して下さい。
そして、このまま打ち込んだら遠心力で痛いんじゃないのかと予感出来た頃、先週まで散々引き合いに出した様に左手を目の前に再び鳥の口ばしの如く構え、その左手人差し指の付け根目指して右手親指を右腕の軸を回す遠心力の勢いでブラブラのついでに打ってみましょう。親指が衝き指をしない様に注意しましょう。
どうですか? 左手人差し指の付け根に当るエネルギ-はカルチャ-ショックを受けるほどに増幅しているはずです。右手親指先も下手をすれば痛い位のインパクトがあるはずです。
この感触を体感したら、このところのコルムナはアルペジオのコルムナであることを再認識しながら、いよいよギタ-を手にして弦に親指を打ち込んでみます。
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