2009-12-28

403 年の瀬までハイリスクハイリタ-ン 29-12-2009(火)

 スペインはまだまだクリスマス真っ最中。いや、23日のクリスマスメガトン宝くじに始まり、1月6日(東方三賢士の日)まで続いてまだ中日。
 そこで、たま~にだがコルムナに登場してもらう、筆者が30年前から行きつけのBarとそのマスタ-(コルムナ366)。宝くじの結果を聞いたところ情熱のメガトン級お答え。
 何と45枚買い込んだそうだが、読者は一体一枚いくらか見当が付くだろうか? 日本並みに300円(約2.2ユ-ロ)なら×45枚=計13500円。ガキの遊びだ。
 何とマスタ-は一枚20ユ-ロ(2600円)×45枚=900ユ-ロ=117000円の投資!? さすがは情熱のスペイン!? 思い込んだその一途さは星飛雄馬にさえ引けは取らない。 
 そして、何やかんやで戻って来た金が140ユ-ロ(18200円)!? さすがはハイリスクハイリタ-ンを心から愛して止まない国民性だ。
 読者は時として筆者のコルムナは誇張ではないかと思える週もあるかも知れないが、むしろ、控えめに書いていると言うことが今週のこの週間実話で分かるはず。しかも、このマスタ-の宝くじへの入れ込み具合はこの国では例外でも何でもない。なるほど、10万円弱お盆に載せて差し上げましょうと言う国民がいるのだから、財政難に喘ぐスペイン政府が富くじに力を入れるのも当然の政策だ。もちろん、来年から酒タバコ税も値上げ。宝くじに限らず国民に悪い癖を付けてそこに課税する。中国人をアヘンで骨抜きにして清朝に難癖を付け、アヘン戦争で植民地支配した狡猾な海賊の子孫イギリスと何ら変らない。それを国内で同国民に対してやっているだけの話。

 我々は心に抱く想い以外の人間になることは出来ない-----或る昔の偉い人

 それにしても、このマスタ-はスペイン人には珍しく酒は少々、タバコは皆無と真面目な分だけメガトン宝くじには起死回生の逆転の一発をと思わず心揺さぶられたのでしょう。
 人は誰しも人生何かに心揺さぶられるものです。しかし、何に揺さぶられるかが問題です。間違えば自ら起死回生の逆転の一発を食らって人生の土台から揺さぶられるのは万国共通の摂理だからです。
 なるほど、人は大志から宝くじまでその心に信じた通り行動に起こすもの。確かに当たり前の摂理ですね。
 それでは、また来年一年ご一緒にコルムナして行きましょう。

377 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな(3) 29-12-2009(火)

ラベルのメ-カ-(ギタ-製作所)の名前がいくら個人名でも、大して有名でなければ大して騒ぐ価値は無いでしょうが、問題は有名製作家の名前のラベルの場合です。
 さて、コルムナを先に進めるために結論から先に言えば、スペイン有名ギタ-メ-カ-が扱う自社製ラベルのギタ-の製作過程は大体次の様に分類出来ると言えます(他の国も似たり寄ったりでしょう)。

①本人作の高級手工ギタ-(ただし本人が存在すればの話!?)
②影武者ギタ-(仕事の出来る雇われ職人に100%作らせて本人はサインだけ)
  以上はあたかも本人製作の手工ギタ-として販売
  以下は量産品ですが・・・
③何とかモデルと仰々しく箔付けしてなるべく高く販売する・・・のは自由ですが、スペイン国内の量産工場に100%依頼して本物はラベルとサインだけ  
④それ以下の安いシリ-ズは中国製ギタ-を自社製スペインギタ-として臆面も無く全世界に販売輸出

 繰り返しますが、個人製作家は頑張っても年産14、5本が関の山なのが手工ギタ-。それでは世界中に相当数出回っている有名ブランドギタ-は一体誰が作っているのか、読者も是非この年末年始考えてみて下さい。
 来年は以上4項目をコルムナして行きましょう。

2009-12-21

402 大東亜共栄圏かクリスマス!? 22-12-2009(火)

 毎年のことだが、今スペインはクリスマス商戦真っ盛り。それは日本も同じことだが、カトリック社会のクリスマスは1月6日まで続く。 
 欧米のクリスマスは結局大東亜共栄圏と同じだと言えば飛躍し過ぎだろうか? これが今週のテ-マ。
 皆さん一緒に栄えましょうと口で唱えて、実は皆さんを支配してやろうとの魂胆を大東亜共栄圏の美辞麗句で厚化粧した悪い大日本帝国の様に、キリスト様の誕生を出汁に、実はキリスト様を極限まで利用して自らの欲望をキリスト教の厚化粧で塗り固めたのがクリスマスを初め欧米のキリスト教の正体、つまり、キリスト抜きのキリスト教、いや実は偽キリスト教と言う魂胆は大東亜共栄圏と実質同じだと言えば飛躍し過ぎだろうか?
 古くからの読者はまたかと思うかも知れないが、巷では毎年この時期同じ年中行事の乱痴気騒ぎの繰り返しなのでコルムナも変り様がないのが正直なところ。変り様があるとすれば、さすがに今年は世界的経済大不況でスペインでもクリスマスとは言え羽振りのいい話は聞かれない。
 後はいつものハイリスクハイリタ-ンのクリスマスドリ-ムジャンボ宝くじの抽選は今日(コルムナ298)。いや、日本とは桁が違うのだから、情熱のスペインらしくクリスマスメガトン宝くじとでも言ってもらいたいものだ。

 あなたがたは(彼らのことばではなく彼らの)実によって彼らを見分けることが出来ます。ぶどうはいばらからは取れないし、いちじくはあざみから取れる訳がないでしょう。同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。-----或る昔の偉い人

 水戸黄門や大岡越前なら単純な日本人的勧善懲悪思考で楽しめますが、そこにいきなり全東アジア的に大風呂敷を拡げて大東亜共栄圏なる極め付けの美辞麗句を突付けられた当時多くの日本人は本気で鵜呑みにしてしまったその浅知恵故に国土は焦土と化し、原爆二発を自ら招いてしまったとも言えます。どうせなら東アジアだけではなく、世界は一家、人類は皆兄弟とか言って全世界的規模の方がもっと説得力があったりするかも知れないのが競艇だとすれば、なるほど行いの実で見分けなければ身の破滅も頷けます。
 欧米キリスト教社会も理屈は全く同じ。聞けばキリスト様は汚い馬小屋で生まれ、これまた汚い飼い葉桶に寝かされたとか。それを単なるビジネスやご利益信仰に貶めるならこれは極めて浅知恵のバチ当たりです。
 当たり前のことですが、人は皆言うところではなく行いです。必ずしも口にするもっともらしいことばではなく行いの実こそ我々の正体です(結婚の誓いとその後の結婚生活も!?)。なるほど、口でぶどうだいちじくだと唱えつつ、行いがいばらにあざみなら、それは偽物であり偽善者であること位誰でも分かりそうなものですが、確かに審美眼を持っていなければ見抜けない巧妙な嘘偽りが世に蔓延っていることもまた確かな末世の今の世の中かも知れません。
 それを見抜きたければ最後はやはり行いの実で判断することです。まさか植民地支配、奴隷売買、武器輸出、原爆などがまともなキリスト教の実だと思う読者もいないでしょう。それは紛れも無く偽キリスト教の歪んだ実なのです。
 キリスト抜きのキリスト教。それが欧米キリスト教諸国の正体だと確信を持ってそう言えます。その行いによればです。もちろん全員がそうではありませんが、少なくとも国家体制や社会システム、社会的慣習としてはそうなっています。
 クリ-プの入ってないコ-ヒ-ならブッラクでもコ-ヒ-ですが、キリスト抜きのキリスト教なら結局日本の生臭坊主と同じです。筆者の同級生に真言宗の現役の坊さんがいますので、その行いから判断してのコルムナです。
 しかし、それでも人を指差す時はまず3倍自らを指差すことを忘れたくないものです(同360後半)。誰でも人生悪い実の10や20は結んでいるものですから。
 

376 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな(2) 22-12-2009(火)

 確かにこれが厄介な問題なのです(先週のコルムナの続き)。もちろん、今日これはスペインギタ-に限ったことではないのですが・・・。
 まず、当たり前の話と言えばそれまでですが、ギタ-のサウンドホ-ルを覗き込んでラベルが先週の様に地名や何かの一般名なら迷うことはありませんが、個人名がメ-カ-の名前なら、例えばラベルのど真ん中に〝Antonio Gonzalez 〟と書いてあれば、当然アントニオ・ゴンザレスと言う名前の個人製作家が個人的に作ったギタ-だと多くの消費者は思いかねません。
 そして、ましてやそれが有名ギタ-製作家の名前だとしたら、これは確かにセ-ルスアピ-ル満点です。 
 しかし、過去散々見て来た様に、個人製作家の生産台数は無名有名に拘わらず年間せいぜい14、5本が関の山。これで家族を養おうとすれば、一体一本いくらで売らなければならないか読者も考えて見て下さい。確かに安くはないのも頷けます。筆者の見るところ、日本におけるスペインの手工ギタ-は最低100万円の定価と見受けます。
 それでは、個人製作家がもう少し利益を上げるためにはどうすればいいのでしょう? 自らの手工ギタ-の定価を上げるか、そうは上手く事が運ばないと見れば、他の人間に作らせて自らのラベルを貼って生産台数を増やすかのどちらかです!?
 え、こりゃ産地偽装じゃにゃ~の(名古屋の読者)!?
 ご心配なく。スペインではこう言うのを嘘も方便どころか生活の知恵と呼びます(筆者)!?

2009-12-14

401 薬中は獄中か獄中の薬中か 15-12-2009(火)

 グラナダ市郊外にアルボロテ(Albolote)と言う名の町がある。町自体は普通の町だが、スペインの他の地域の大物犯人もぶち込まれる大きな刑務所があるので、全国のスペイン人に聞き覚えのある町名だ。
 そこで一昨日ある収容犯が急性麻薬中毒で死んだ。御用になる前の後遺症ではなく、その日刑務所内で吸った薬の量が多過ぎたらしい!?
 読者は一体何のことか想像が付くだろうか? 筆者は容易に想像が付く。
 もう、ちょうど25年前の話になるが、以前はグラナダ市内にあった監獄に友人の知り合いの面会に随いて行った。今思えば若き日の貴重な体験だった。
 刑事ドラマで見る様なガラス越しの面会なのだが、それが確か3連で仕切りが無く、つまり、横の面会者が丸見えで丸聞こえ。
 そして、筆者と友人は左端のガラス、右隣が誰も居なくて、右端でもう一人面会している若い奴がいた。そいつは何とガラスの隙間から紙に薄く折りたたんだ薬の差し入れ!? 隙間と言うか結構な隙間だったのを良く覚えている。筆者と友人も入る際何の持ち物検査も無かったとは言え、獄中に薬の差し入れだけで驚いている様では読者もまだまだ人間の器が小さい。本番はこれからだ。
 何とその後ろで警官二人が立ち話!? しかも、麻薬差し入れ現行犯との距離僅か3m!? 天才バカボンの本官さんでもここまではやるまい。スペインの本官さんは公務員気分なのだ(コルムナ284)。
 つまり、この伝統が四半世紀後も生きていたとは、さすが情熱のスペイン。もちろん、一体どうやって麻薬が受刑者まで届いたかなどマスコミの話題にさえ上らないだろうし、責任者が薬中のせいで辞職するなど、そんな不条理は世論が許さない!?

 私はあなたがたが善には聡く、悪には疎くあって欲しいと望んでいます。-----或る昔の偉い人

 こうしてみると、今日の麻薬の氾濫は売人とそれに引っ掛かる当事者だけがアホだと言うのではなく、社会全体のバカさ加減から必然的に生まれた必然の実だとも言えます。そして、日本も日本人全体の善が激しく地盤沈下するに従って、そのバカさ加減が激しくレベルアップして来ているところに美しい日本が決して実現出来ない元凶があります。
 日本は日本の政治ではなく日本人次第です。しかし、それは善に聡くさえあれば自動的に悪には疎くなる意外と簡単な図式かも知れません。
  

375 メ-カ-の名前で困惑ギタ-かな(1) 15-12-2009(火)

 今まで散々総てのギタ-は手工ギタ-&量産ギタ-共に広い意味で総てハンドメイドですが、製作家がコツコツ作る年産せいぜい14、5本のギタ-だけをハンドメイドと呼ぶべきであり、年産何千本の量産ギタ-工場の量産ギタ-も広い意味では手工ギタ-ですが、あたかも職人の手仕事の如き響きのハンドメイドなることばは全く不適切であることを見て来ました。
 また、ギタ-メ-カ-とは日本語的な響きから言えばギタ-量産工場であり、生産台数の限られた個人製作家には似合わない表現であることも見て来ました。
 今週は引き続きギタ-購入の際、量産ギタ-をハンドメイドの手工ギタ-と思い込んで買わないための見分け方です(先々週のコルムナの続き)。
 まず、見分けるまでもない場合。そのギタ-メ-カ-の名前が明らかに量産ギタ-工場と分かる場合です。例えば、〝会津磐梯山ギタ-〟に〝ドン・キホ-テギタ-〟ならそれはそう言う名前のギタ-製作所の量産ギタ-だと一目瞭然ですが、個人名ならどうでしょう。ギタ-の知識に欠ける消費者ならそう言う名前の製作家の作品だと思いはしないでしょうか?
 ましてや、ラベルが有名製作家の名前なら、ましてやそう思ってしまうのではないでしょうか(続く)?

2009-12-07

400 玉にキズで400回!? 08-12-2009(火)

 先週金曜日いつもの中華屋で夕食。週3回はここに来る。筆者の席は入ってすぐ右の2人用の小さなテ-ブル。この頃不景気のせいかまず空いていることが多い。
 一番安い定食は昼夜毎日5.85ユ-ロ(約780円)。飲物&デザ-ト付だから日本のその辺の日替わり定食よりちょっと安いと言う感覚か。大体金が無い連中が来るので、常連客の顔なら見覚えがある。向こうも筆者の顔を見てそう思っていることだろう。
 しかし、先週金曜日は見覚えの無い若い二人連れが筆者の前のテ-ブルに座った。この日からスペイン国内は連休に入っていたので国内旅行者らしかった。
 男性は筆者に背を向けて座ったので、女性は筆者から見れば正面だが、男性の頭に遮られて顔左半分しか見えない。それでも筆者は一瞬驚いた。
 スペイン人女性は美人が多い。ラテン系はゲルマン・アングロサクソン系に比べて少なくとも日本人にはそう映る。ましてや、浮かれた短期旅行の日本人旅行者には夜店の屋台的に思わずハッとする美人が多いのではないかと思う(思わずハッとする洋梨体型のおばさんもまた多い)。しかし、この国にもう27年も居る筆者は少々の美人ではそう簡単には驚かない。
 しかし、この女性には正直驚いた。顔半分だけでもかなりの美人だと分かる。大きな目。ギリシャ彫刻の様な堀の深い目鼻立ちに気品さえ感じさせる引き締まった顔立ち。しかも、スペイン人女性には珍しく化粧も目立たないし、着ている物も大して派手ではない。
 顔左半分とは言え当然筆者も悪い気はしない。となれば機を伺って顔左半分ではなく、全部見たくなるのが男心。
 そして、機を伺って筆者は見た(←家政婦は見たと同じノリで!?)。

 自然自体がそう教えてはいないでしょうか。----- 或る昔の偉い人

 それまで見えなかった顔の右半分鼻の右側に鼻輪!? ピアスではなく鼻輪!? 今もあるかどうか知りませんが、昔筆者が中高生の頃使われた単語帳の丸い金具の一回り小さいのと言えば当ってますかね(←分からない読者はお父さんに訊いてね)!?
 さすがは情熱のスペイン。ぶち壊し方も情熱的です。バカ負け一本~ん!? 完全に筆者の負けでした。
 日本語で玉にキズと言いますが、このキズは普通玉である本人の意思に反する無意識なある種の否定的な要素を指すキズのはずです。
 今回コルムナ400回に当り何か特別なことを書こうかとも思いましたが、世の中は無意識どころか、良かれと思って意識的に自らの身を自らの愚かさでキズ付け、しかも、それを何とも思わないどころか悦に入って見せびらかし、発展どころか退化の坂道を激しく加速度を増して単なる哺乳類のヒト科に激しく転がり落ちる人間様の週間実話が過去のコルムナだとも言えます。そして、遂に400回。
 しかし、それだけでは問題に対して警鐘を鳴らすことになっても解決にはなりません。
 解決とは何でしょう? 様々な答え方はあるでしょうが、それは人が人として不自然になっている故に多くの問題が起こるのであるのなら、人が人として不自然ではなく自然であることです。それはあるべき人の内側の自然であり、内側が自然なら外側にワッカを通したり、髪を銀バエの様に染めたり、肌に墨を塗り込んだりする不自然な愚行も、文字通り自然環境の汚染も大幅改善され、もはや死語となった美しい日本が現実味を帯びて来るでしょう。
 こんなことは一昔前なら何も言われなくても誰でも自然と分かった話。こんなこと一々言わなければならず、しかも、不自然なことを不自然だと正しいことを言ったが故に却って後ろ指を差される21世紀の現代社会はやはり自然ではないのです。
 そして、一昨日日曜日いつものBarでコ-ヒ-を飲んでいると左に若いスペイン人女性が二人。これまた連休中の国内旅行者の様でした。ちょうど筆者が店を出ると二人も出て来たと思ったとたん仲良く手を繋ぎ軽く交わす愛の口づけ!? やっぱり、不自然じゃ!? いや、気違いの変態じゃ!? と言うと〝好きあっているんだからいいじゃないか〟とは今日大半のスペイン人のお答え!? それを結婚合法化さえして投票してもらいたい現社会党政権。
 男女のカップルで鼻輪の方がまだマシかと、妥協してますます下がるレベルかな・・・。
 愚や愚や汝を如何にせん・・・。項羽も上手いこと言うものです。しかし、あれだけの美人で鼻輪。いや~、もったいない話です。合掌・・・。 

374 カルロス・サラテフラメンコギタ-リサイタル 08-12-2009(火)

 去る12月2日日本語情報センタ-ホ-ムペ-ジでもフラメンコギタ-留学の先生として紹介しているカルロス・サラテの新作CD2枚組Placeta7(7番広場)発売記念リサイタルが市内ど真ん中イサベル・ラ・カトリカ劇場でありました。
 根っからの伴奏屋ですが、ソロ(これはソロに後から妹のロサ・サラテの踊りを付けたもの)も中々のもです。
 とにかく、疲れを知らないのかこの男と思わせるほど最初から最後まで押しの一手で休憩無しの1時間30分弾きっ放し。
 おまけに唄は奥さん踊りは妹。皆日本公演経験者です。
 今週はフラメンコに興味の無い読者も少し触れてみて下さい。
 先週の続きはまた来週。