今週はスペインの話題ではないのだが、先週のハト山さんの施政方針演説のおかげで生まれて初めて知ったインドの故ガンジ-首相の残した資本主義の“七つの社会的大罪”に驚愕させてもらった。
(1)哲学なき政治(2)労働なき富 (3)道徳なきビジネス(4)人格なき教育 (5)人間性なき科学(6)論理なき快楽 (7)献身なき宗教
何故驚愕したか? 一瞬ガンジ-さんがスペイン週間コルムナをパクったのかと思ったほど瓜二つだと古くからの読者はそう思わないだろうか? そうでない方はコルムナのバックナンバ-を数回ご覧いただければ分かるはず。
何かが違うとすれば、それはここまで端的な7項目に見事に要約したガンジ-さんの筆者には無い文筆力だが、それにしても良く似ている。
いかに学才技芸ありとも心に愛なくば光はなし。-----或る昔の偉い人
それを、何をトチ狂ってハト山さんが持ち出したかは意味不明な自らとその政党の方向性ですが、それを本当に心から口にしたのか、ガンジ-氏のふんどしで相撲を取りたいのか、その答えを出すのは警察と司法だったりしたら、これはもう世界は一家、人類は皆兄弟と同じではないことを祈るだけです。
もっとも、聖なるガンジス河故にそこに死体を流し、その横で聖なる水で口を濯いでいるインド人がどこまでガンジ-さんの期待に答えているかも意味不明ですが・・・。
2010-02-01
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