2011-07-11

478 臨終間際に大当り 12-07-2011(火)

 たまにコルムナに登場してもらう行きつけのBarのオヤジ。スペイン人には珍しく酒もタバコもやりませんが、唯一の楽しみは宝くじ。
 先日朝カウンターでコーヒーを飲んでいると宝くじが当った叔父さんの想い出話になりました。
 20年ほど前の話で、300万ペセタ。ペセタ(peseta)とはユーロになる前のスペインの通貨で、当時のレートは覚えていませんが、大体500万円ほどじゃないかと思われます。大金ですね。
 やったーとは本人は思わなかったらしいです。抽選の日、本人は病床で昏睡状態。家族も知らせることなく臨終。
 運命の皮肉や宝くじ(絶句)。だったりするかも知れません。

 人は天から与えられるのでなければ、何も受けることは出来ない。-----或る昔の偉い人

 多くの人の価値観が金と物であることに民族の違いなどありません。
 真に何かを受けるための秘訣は、まず金と物以外の価値観人生観を持つことだとこの金言は図星を衝いているはずです。
 何も、と言ったら何も・・・でしょうね?

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