2012-08-20

533 賠償金も情熱のスペイン 21-08-2012(火) 

 スペインはほぼ丸い国土のど真ん中に首都Madridが位置し、見た目はまとまりの良い中央集権国家に見えますが、実は各地方が一定の自治権を持つ多くの自治政府になっており、アメリカの州政府みたいなところがあります。もちろん、地方州都に地方大臣が存在します。
 筆者の住むグラナダ市は南スペイン、アンダルシア自治地方グラナダ県県庁所在地グラナダ市な訳です(他に7つの県あり)。
 ロンドンオリンピックなどもありタイムリーなニュースではありませんが、我らがアンダルシア自治政府直々にMicrosoftの海賊版を広範囲に渡って導入。3月にMicrosoftに見つかって、先月7月墜に賠償金で決着。
 1200万ユーロ也。約12億円強。市民の税金から!? お盆に載せて大嫌いなアメリカへ献上!?
 日本的に言えば九州自治区丸ごとMicrosoftの海賊版がバレてとんでもない額の賠償金を払う様なもの。これが起こり得るのがスペインなのです。

 知恵の正しいことはその行いが証明する。-----或る昔の偉い人

 もっとゆかしいのは、これだけバカげた税金の大量破壊無駄使いの割りに余り騒がれていないこと!? 賠償金以外に総て正規に入れ直したシステム料だって相当かかっているはずですが、その後大したニュースになってない!?
    こう言うのは心が広いとは言わないのが普通の神経だと思う筆者はまだ人間が出来ていないのかも知れない・・・。


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