2012-08-27

534 遅いぞ8月のクリスマスドリームジャンボ宝くじ 28-08-2012(火) 

 山河有りなのはオリンピックが終った後も、高校野球が終った後も同じことでしょう。何か一大イベントの後、変わらない日常風景の山河がそこにあるのは万国共通です。
 そんな中、先週金曜日だったでしょうか? 忘れかけていた懐かしくも厚かましい声が街に響けば聞かざるを得なかった・・・。
 Loteria de Navidad(クリスマス宝くじ~)!! 日本では見られない街行く宝くじ売りのおばはんのけたたましい声。何せ何度ハズれても、病的なまでに健気にハイリスクハイリターンに総てを掛け続ける宝くじこそスペイン人社会の不動の山河有りなのです。
 
それにしても今年は822日発売開始。例年7月なのに遅いじゃないか!! 一等400万ユーロ(約4億円)なのに!!
 正しい人は人に与えて惜しまない。-----或る昔の偉い人

 大不況真っ只中と言われるスペインですが、筆者から見ればまだ始まったばかり。窮地に陥れば陥るほど宝くじに総てを賭けるスペイン人を見て30年。その習性を熟知して公営ギャンブルに力を注ぐスペイン歴代政府。
 さて、今週土曜日91日から生活必需品は10%、その他は21%の消費税。堪らんですが、こうしなければドイツが金貸してくれません。
 誰でも物や金に限らず、地位や関心や愛情でも与えるより受けたいと思うのが人情でしょう。税金は払いたくない、濡れ手に粟で宝くじ当れと心から願うのが人情でしょう。
 しかし、逆説の真理で人に与えて惜しまない方が正しい人なのです。これが分からん奴が圧倒的大多数だから雪崩の如く次から次へと雪だるま式に問題が起こるのが人類社会なのです。
 ところで、この12月22日抽選のクリスマスドリームジャンボ宝くじは一枚20ユーロ。円高ユーロ安のご時世とは言え約2000円。当ったらではありません、一枚買うだけでです。絵に描いた様なハイリスクハイリターンですね。
 賛成の反対なのだ(バカボンのパパ)!?

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