先週東京出身のおじいさんがやって来ました。
子供の頃昭和16年夏ギタ-を習いに行こうと思ったら、敵性楽器だから止めとけと言われたとか。
戦前ギタ-教室なんかあったんですか? との筆者の問いには〝結構ありましたよ〟。
〝ハワイアンなんか持っての外でしたね〟。そりゃそうでしょう。何せもうすぐ爆弾を落としに行く所の音楽だったのですから!?
それにしても、ギタ-の作りはドイツ流派とスペイン流派。同盟国ドイツとヒトラ-からの武器援助でスペイン内戦を勝たせてもらった悪党フランコ将軍のスペインと日本はお互いスパイの交換までした友好国の代表的楽器なんですが!?
当時の日本の軍部はそんなことはつゆにも知らず、横文字なら皆鬼畜英米だと思ったんでしょうね。何せ、ストライクワン&ボ-ルツ-がよし一つ&だめ二つの時代だったのですから。
私達は金融経済危機にも拘らず、それでもまだ大っぴらにギタ-を弾ける優雅な時代に生まれたことを感謝しましょう。
見方によっては優雅とも言えなくはない銭ゲバ中国製スペインギタ-の続きはまた来週。
2010-06-28
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿