2011-01-17

456 猫以下の人間かクレクレタコラ 18-01-2011(火)

 クリスマス終わって現実の山河有り。
 それでなくても人生は山有り谷有り河有りなのに、1月6日に消費経済泥酔クリスマスが終わってふと自らを省みれば、金はないが確かに掌中にあるクレジットカ-ドが現実の多くのスペイン人。
 そのない金さえ使わせ様とクリスマスが終わった翌日から国家総動員体制で雪崩の様な50~70%割引バ-ゲンで儲けはないが金を回して行かなければもはや立ち行かない中小規模商店。それでも首都マドリ-ドにおけるバ-ゲンでの平均消費額は一人約95ユーロ(約11200円)、筆者の地元グラナダで約85ユ-ロ(約10000円)。
 我慢が出来ないスペイン人はクレジットカ-ドでの買物が増えているそうです。
 ところが、新聞記事を良く読めばその理由は、例えカ-ド後払いロ-ンで利子を払ってでも生活レベルを落としたくないから!? この生活レベルを落としたくないからと言うのは日本でも詐欺師が捕まって良く口にする苦し紛れの言い訳じゃないですか?

『欲望の墓』とは何と余韻に富んだことばであろうか。世の真相はこの一語に尽きている。人は欲の化身として存在しているではないか。彼等の終わりはみな『欲望の墓』である。-----或る昔の偉い人 

 飛んで火に入る夏の虫さんも、実は飛んで行けば焼身自殺と分かっているのかも知れませんが、それでも魅力的に映る火を見れば頭から飛んで入りたくなるのがその習性なのでしょう。
 同様に猫に鰹節、金銭物欲礼賛者にクレジットカ-ドだとしたら、目の前にチラつかされると我慢出来ないその共通の習性を差し引いても、まだ猫の方がましな人間ですよね?
 いや、タコかも!? クレクレタコラにクレジットカ-ド持たせちゃマンガです。
 筆者はどんなに安かろうが必要ない物は一切買わないことにしています。資本主義の敵でしょうね!?

0 件のコメント: