日本は国難の時ですが、続けてスペインギタ-コルムナして行きます。
先週偶然こちらで売られている中国製ギタ-を弾く機会がありましたのでコルムナしてみましょう。
持ち主によれば80ユーロ(約10000円)。一応フラメンコギタ-ですが、何の木か分からない白っぽい合板。何と良心的な思ったのはラベルにMade in Chinaとの表記があったことです。これなら産地偽装の中国製スペインギタ-ではありません。
日本の地震に津波とリビア情勢で最近ニュ-スになってはいませんが、相変わらずギリシャ、アイルランドに次いで破産寸前の噂が絶えないスペイン経済ですから、国内ではこうした低料金のギタ-しか売れないのでしょう。
まず、持ってずっしり来る重さ。これは塗装の重さですね。キズ隠しの分厚いガン塗装です。これで音がますます小さくなります。ただ、この料金ですから、文句言う方が人の道に外れているでしょう。
ただ、一つだけ勉強になったことがあります。何故か②③弦がビビッていました(雑音)。どこをどう見ても分かりませんでしたが、糸巻きを手で押さえるとピタッと止まりました(どう言うギタ-じゃ!?)。確かに、何らかの雑音の出ないギタ-はありませんが、ボロ糸巻きのせいとは意外でしたね。
先週の続きはまた来週。
2011-03-21
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