先週土曜日、いつもの中華料理屋で遅い夕食。すぐ横でス-パ-をやっている中国人オ-ナ-(レストランの方は弟経営)がやって来て少し世間話になりました。一昔前まで華僑と言えば中華料理でしたが、今は結構この手の中国人経営のス-パ-がスペイン中にあります。日本で言う100円ショップの雑貨商などかなり田舎にもあり、皆中国から直輸入の激安製品で地元商店を潰しています。逞しい連中です。
景気はどや? あかんわ。と日本人と中国人がスペイン語で会話する光景は読者からすれば一種異様か!?
この不景気はもう数年は続くんじゃないか。いや、スペイン人は働きたない言うのが根底にあるから、こりゃもっと続くぞ。そうすると何故か朝飯の話。大体中国じゃ皆自分の家で朝飯食うてから職場行って仕事すんねん。どこのアホが出勤してから朝飯食いに行くねん。確かに、こりゃ漫才じゃ。
出勤してから朝飯食いに行く!? 読者は一体何のことか分かるでしょうか? 外人には意味不明ですが、スペインでは常識なのがこれ。皆出勤してタイムカ-ド押してから交代で外に朝飯食べに行く!? 上司も部下もこれを時間差でやるのでえこ贔屓はなし!?
銀行やお役所の窓口でも同じこと。いないと思ったらその辺で朝飯食ってやがる!? 当然の権利なので人(客)のことなどどうでもいいのが特に公務員。仕事してもしなくても給料は一緒。だったらしないに越したことはないと心から思っているのですから、当然職場のすぐ横ではなく、散歩がてら少々遠くのCaféまで行って悠然と朝飯。筆者がいつも行くBarにも顔なじみの公務員のおっさんが3人。
しかも、習慣とは恐ろしいもので、係り員は今朝食を取っております。しばらくお待ち下さいと言われた客の方も、ああそうですかと納得する!? 余程心が広いのか、程度が低いのか!?
知恵の正しいことはその行いが証明する。-----或る昔の偉い人
ギリシャもですが、こんなんじゃ数年で終わる訳ないですね。銀行に金借りて何か買って転売して一攫千金を目指すのは働きたくない奴の国際的な習性ですが、国際経済危機ではなく、国際金融危機と言うのは、考えてみれば言い当て妙です。
ただただ財を成したいがために海外に出て来る華僑の連中の言うことは、確かに経済については一理あることがあります。
知恵ではなく、原因は単なる人間様の貪欲だったことがその行いで証明された今回の世界金融危機。市場介入して円を下げて経済だけいじくっても所詮は一時凌ぎ。朝飯の時間はともかく、人間性が改善されれば経済も良くなる。筆者はただただそれだけのことだと思います。
仕事が始まってから朝飯なのだ(バカボンのパパ)。
2010-09-20
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