もし中国製スペインギタ-に肯定的側面があるとすれば、それは他の様々な製品同様ギタ-まで、そして、スペインギタ-まで中国人が作る様になったと言う、単なる客観的時代の流れに過ぎないでしょう。それ以上でもそれ以下でもありません。確かにこれが21世紀のスペインギタ-と中国製スペインギタ-の現実です。
なるほど、あれもこれも中国製のご時世なんだからスペインギタ-もそうなって不思議はないだろう、でなきゃギタ-業界が回って行かんのじゃ。これがスペインを初め世界中のギタ-製作所の、そして、各国の輸入卸元、小売店の本音でしょう。
しかし、回って行こうが行くまいが、筆者は長い物(蛇か!?)に巻かれる様には出来てないのです。スペインギタ-の定義とはスペインで製作されるギタ-のこと。決して中国人がスペインのギタ-メ-カ-の依頼で中国で作る中国製スペインギタ-のことではありません。
特に有名スペインギタ-メ-カ-が率先してこれをやっているところが中国人の思う壺です。ブランド品のハンドバックなら東南アジアが生産地だろうが関係ない買物おばさんと同じレベルでスペインギタ-が利用される・・・。悲しい現実ですね。利用するのはもはやギタ-は売れて何ぼとしか思っていない有名スペインギタ-メ-カ-、中国人、日本の輸入元や小売店。利用されるのは100%中国製ギタ-を100%有名スペインギタ-メ-カ-のギタ-として掴まされる日本の消費者です。まさか読者もじゃないでしょうね?
今後共筆者とレオ-ナはスペイン製のスペインギタ-のみ扱って行きます。
2010-09-20
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