34歳以下の若者の半分は収入が全く無い。これは昨日の地元新聞に発表されたグラナダ県だけの数字ですが、凄まじいですね。筆者は地方都市の県庁所在地、それも観光都市の華やかな所に住んでいますので、まだ街を歩いて肌で感じると言うことはありませんが、スペイン全土でも大体似た様な状況でしょう。
これはもうデモとかストライキの段階ではなく、いつ暴動が起こっても不思議ではない論調の社説がポツポツ目につき始めた最近のスペインのマスコミです。
しかも、数字には表れませんが、相当数はアル中薬中で労働意欲なし。
要するにこの前のイギリスの暴動と同じです。仕事が無いと騒ぐ割には、いざ仕事をやると仕事したくない奴らばかり。
スペインは11月に前倒し総選挙があります。しかし、これでは首相が代わろうが、政策が良くなろうが、根本的には何も変わりません。何故なら・・・。
人が変わらなければ社会は変わらない。-----或る昔の偉い人
何かどえらいことが起こる予感は預言者でなくとも感じられる時代に我々は生きているのかも知れません。
日本はどうでしょう? 正社員だから安心でしょうか? 年金制度は大丈夫でしょうか?
皆、金、かね、カネ・・・。経済さえ良くなれば総ては上手く行くみたいな錯覚が全人類的に蔓延ってはいないでしょうか?
誰しも金に左右されている内は大した人間じゃないのかも知れません。スペインの犬の教えです。
同じく昨日の新聞によればギリシャは10月までしか公務員の給料と年金の資金が無い!?
暴動はスペインよりドイツの方が先だったりするかも知れませんね。
2011-09-12
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