2012-06-25

500 クラシックギター普及せず(1) 26-06-2011(火)

何せ世界の名曲アルハンブラの想い出のお膝元、筆者が30年住んでいるスペイン・グラナダ市でこの曲が一般市民には全く知られていないのですから、スペインのクラシックギター事情はお先真っ黒です(コルムナ497)。レコード屋に行っても昔ながらのセゴビアやイエペスの復刻版しかない!? 日本ではどうでしょうか? やはり、青少年がキュイーン、ギョイーン、キャイーンのエレキやベースに流れているのが現実ではないでしょうか?
スペインギターコルムナ500回を記念して何故クラシックギターが今一普及しないのか、どうすれば普及するのかを考えてみましょう。
原因は幾らでも挙げられるでしょうが、まず、確かに左手でコードを押さえて右手でストロークしていればいい伴奏のフォークギターに比べて独奏のクラシックギターは確かに難し過ぎます。
難しいから挑戦のし甲斐もあるじゃないかと言うのは簡単ですが、全くの初心者の気持ちには応えていない正論かも知れません。
まずは取っ付き難さの払拭から始めないとクラシックギターは普及どころか、一部のマニアックな世界になってしまいます。音楽教室や教則本の問題ではなく、スペインの事情も踏まえてここからコルムナしてみましょう。
 

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