2008-02-11

305 選挙でオカマ対策 12-02-2008(火)

 規模は違えどアメリカもスペインも只今選挙戦真っ最中(コルムナ301&302)。筆者はアメリカのことなどどうでもいいが、才女で弁が立ち、おまけに気が強いあのおばはんはどうもいけ好かない。仮に世界最高の政治家だとしてもである。やはり、女性は控えめな方が七難隠す。
 こちらスペインはと言えば、選挙戦も中盤戦の中弛みに入ったのか、与党野党両陣営共公約合戦とお互いのけなし合いに終始している。今週は野党大衆党(PP)の話題。
 先週野党党首は首相になったらスペイン中に何十万本かの木を植えると公約!? 一見訳が分からないが、これはアルゴル氏を招聘して去年10月地球温暖化対策カンファレンスを行った際(同290)、スペインの砂漠化を指摘されたことを受けたものである。そう考えればもっともな公約だが・・・。
 そして、先週の公約のハイライトは我が党が政権を取った暁には同性婚の夫婦(そんなことばがあるのか!?)の養子縁組を禁止するそうである!? 概報の様に、と言ってももう3年目だが、スペインでは現在男同士女同士が堂々と結婚してもいいのだ!? バカボンのパパもバカ負けしそうだが、大衆党はその養子縁組を阻止してオカマ反対同盟からの票集めを狙っているらしい。確かに子供が家に帰ったらパパとパパかママとママだったら似たもの同志になって、世の中ますます発酵して来る可能性大であることを考えればもっともなことだが、だったらそんな婚姻自体を廃止して憲法を元に戻せばいいだけなのに、オカマや女オカマの有権者も多いので結婚は容認する戦術らしい!? 全くもって節操のないこと七難招きそうだ。招いたのは現与党の社会党(PSOE)だが(同107)・・・。

 自然自体がそう教えてはいないでしょうか。-----或る昔の偉い人

 そう言えば、先日インタ-ネットで去年スペインの有識者に招かれて何とか会議でスピ-チしたある日本人のインタビュ-を見つけました。何と筆者も昔何度か会ったことのある人でしたが、途中の原文を抜粋すると『私は昨年スペインに行きました。スペインのテレビ局でメッセージを語りました。スペイン人にこの国の最も大きな問題は何ですかと聞くと、全員が一つの答えをしたのには驚きました。それは同性愛ですと言いました。何とスペインでは同性同士の結婚が合法化され、男性と男性、女性と女性の結婚も可能です。地下鉄に乗ったら、男性同士が手をつないでいたり、キスしていたり、女性同士も同じであったりして気持ちが悪かったです。市長も同性愛者、首相はと聞くと、たぶんと言いました。また、議員たちの半数ほどが同性愛者、国民の30パ-セントが同性愛者だと言いました。これは極度の好色です。不品行、姦淫の罪が熟すると、そこまで行き着いてしまいます。そのまま行けば国は絶対に倒れます。・・・
 
逆に言えば、まだこれらの異常に気付いている常識あるスペイン人もいると言うことですが、それでは一体何が常識で何が異常なのでしょうか? その基準は自然です。人間が自然自体から学ぶと言う時代はもはや過去の遺跡でしょうか? もちろん、人に拠って様々な意見があってもいいのですが、それは東西南北と言う微動だにしない歴然とした自然の摂理に基づいた上で私は南東に、あの人は北東に行くと言うことです。しかし、自然から学ぶどころか自然を捻じ曲げて、しかもそれを無上の喜びとし、そんな人間ばかりだから政治家も尻尾を振って投票してもらい、今日から北は南だと憲法まで改定したのが3年前・・・。
 自然から学ぶことを嫌い毒衝くことを喜べば、そして、そんな人間が大多数を占めれば、そのまま行けば国は絶対に倒れます・・・、だそうです、この日本人に拠れば・・・。
 植林すれば倒れなかったりして!?

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