2009-07-13

353 それでも古いに越したことはない良いギタ- 14-07-2009(火)

 それでも、古いギタ-の音色の好みは別として、ギタ-は新しいより古い方が良いギタ-であることは確かであるとコルムナして来ました(先週のコルムナ)。
 事音色と言う観点から見れば確かにそう言えます。先週の40年経っても金属音的な今一ギタ-も、それでも出来立ての頃より40年後の今の方が良い音色だと言うことです。
 世の楽器屋さんの商業的観点から見れば、少々鳴らなくても新品で見映えがして、ましてや有名メ-カ-でギタ-の分からない消費者がより高く食らい付くに越したことはないのでしょうが、ギタ-の本質は金ではなく音です。あくまでこの観点からコルムナを続けてみます。
 さて、古いと言うことばにも語弊はありますが、古いギタ-となれば、中古ギタ-も含めて考慮しなくてはならないでしょう。
 厳密に言えば古いギタ-中古ギタ-は別物です。新品が古くなればそれは古いギタ-ですが、中古ギタ-ではありません。逆に、中古ギタ-総てがいかにも古めかしい年代物でもありません。
 これらを厳密に分けて定義することなど大した意味もありませんのでやりませんが、音の観点から両者について簡単にコルムナしてみましょう。

0 件のコメント: