筆者はある意味潔癖症の面があるのかも知れません。中古ギタ-が手に入っても、それをそのまま右から左に流すことに抵抗を覚えます。つまり、量産ギタ-ならともかく(先週のコルムナ)、手工ギタ-の中古なら手直ししてからでないと世に送り出す気にならないのです。
中には手直しどころか、木材の割れなど、相当修理してからでないとどう仕様もない中古ギタ-も結構あります。また、余り深いキズでない限り、セラック塗装なら塗り直して新品同様になります。これを知っている以上やらないことに罪悪感さえ覚えます。
と、そんなことなどに細かく気を、時間を、経費を使っていると、結局ほとんどの場合新品と原価に大差がなくなってしまうのが現状です。
そうすると結局何をやっているのか分からなくなって来ます。いえ、店舗として金銭的経済的経営的には中古ギタ-も価格をなるべく安く抑えて、右から左にを流して、そのためにはわざわざ原価&最終価格を押し上げる修理などやらない方がいい場合が大半です。
しかし、ギタ-は金ではなく音だと言った以上(先週のコルムナ)、筆者はやります。
近い将来、そんな機会も出て来ることを予定しています。
2009-07-27
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