先週知り合いのフラメンコギタリストが日本からやって来ましたので、日本のフラメンコ舞踊教室の実態など聞かせてもらいました。
箔を付けるためにスペイン人ダンサ-を呼んで来て集中講座をする舞踊教室が多くなって来ているそうですが、スペインでもバブルが弾け始めたとは言え、まだまだスペイン人フラメンコダンサ-を日本まで講師として呼ぶのは高い。そこで、スペインでそこそこ踊れる中南米出身のフラメンコダンサ-を安く呼んでレッスンするのが流行っているそうです。
中南米からの出稼ぎで居付いた移民がフラメンコを始めると言う訳ですが、元々踊りは得意なラテン系ですから、地元スペイン人には適わなくても、そこそこ踊れる様になるそうです。
それはそれで大いに結構ですが、この手の中南米移民のフラメンコダンサ-の方が安上がりなのは分かるとして、その宣伝文句がスペインからやって来たフラメンコダンサ-を講師に迎え・・・、だそうです。
う~ん、考えるもんですな。限りなく嘘に近い真実か!? 鈍すれば貧す。貧すれば鈍す。鶏か卵かどっちが先か、産地偽装隠しの妙技!?
だったら、中国製スペインギタ-も、スペインの有名メ-カ-から率先して中国に作らせて逆輸入してスペインの自社ラベルを貼ったものを日本に輸出する訳ですから正真正銘スペインからの輸入ギタ-です~!?
う~ん、中国の前半は度外視し、確かに後半だけの真実が総ての真実だと思わせるみな話術ですな。皆良く考え付くものです。
中国製スペインギタ-・・・。現実になった悪夢としか言い様がありませんね。合掌。
2009-08-03
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿