筆者がいつも朝コーヒーを飲みに行く小さなスタンドのBar(バル:酒も置いてある日本の喫茶みたいなもの)に通い続けて32年。春先から穏やかな表情の父子(息子)二人連れが来る様になりました。60歳と35歳位でしょうか。
大概筆者と同じ様な時間に来て、先に来た方が読み終えた店備え付けの地元新聞を手渡すのがお約束みたいになっています。
そんな中、先週の木曜日だったでしょうか。その日は父子が先に朝食を終えて、筆者に新聞を手渡して店を後にしました。筆者はその時ガラガラの店内で話すこともなかったので、深く考えもせずカウンターの中のマスターに『父と息子か?』と尋ねました。『奥さんはいないのかね? 毎日外で朝食を食べて・・・』とか言う会話になると筆者は何となく思っていましたが、即座に帰って来たにやけたマスターの毅然としたことばが忘れられません。
カップルや!?
自然自体があなたがたにこう教えていないでしょうか。-----或る昔の偉い人
バカ負け一本~ん!? 『えっ!?』と言った後は返すことばのなかった筆者の負けでした。バカ負けとは圧勝の反対です。
マスターによれば実は以前の常連客で、店内のタバコが嫌で何年間も来なかったのが、今年念頭からのタバコ禁止法令で今年戻って来たのだそうです。二人揃って!?
考えてみれば自然に反すること、これが諸悪の根源だと言える諸悪に満ちた現代社会なのは日本もスペインも世界中どこでも理屈は同じなのかも知れません。
2011-10-31
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