2011-12-12

473 1年8ヶ月遅れの墓参り(2) 13-12-2011(火)

先週の記事はまだ近代ギターの父アントニオ・デ・ト-レスのひ孫フランシスコが存命中La Leona の所持者Edhard Hannen医師がLa Leonaを携えてフランシスコを地元Almeriaに訪れた際のものです。当然それだけで済むはずもなく、コンサートが行われました。2006年5月。
 自らもギター愛好家である ドイツ人Edhard Hannen医師はLa Leonaのコンサートにはドイツ人ギタリストWulfin Lieskeに依頼するそうです。上記の記事の2枚目の写真がLa Leonaを手にしたギタリスト本人。これがLa Leonaを弾く映像です(1:55)。
 1856年フランシスコの祖々父Antonio de Torres作のLa Leonaは今日のギターと比べてご覧の様に一回り小さい小振りな仕上げ、と言うか、当時はこれが普通サイズだった訳です。
 そして三つ葉のクローバーみたいなヘッドがトレードマーク。

 今回筆者をフランシスコの墓に案内してくれた姪の旦那のミゲールさんの話によれば、家族はEdgard Hannen医師にドイツでの入院中の2月、7月誕生予定の初孫を見れるかと聞いたところ、間に合わないとの答えだったそうです。アスベスト憎し・・・。

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