2007-11-07

266 右手各指の独立性も歌心 06-11-2007(火)

 今週からは右手各指の独立性に入ります。右手各指の独立性とは先週までの左手の場合同様“右手も左手も使っている指以外は徹底的に休んでいること(同247)”です、歌心で!?
 さて、1~12フレット~ハイポジションに至るまで動き回る左手に比べて右手は動くのは普通指だけですからその点楽だとも言えます。実際上手い人は右手より左手の方が難しいと言う人が多い様です。ただし、猛スピードのアルペジオ、トレモロ、スケ-ル、フラメンコギタ-のラスゲア-ドなどが極めて難しいことに変わりはありません。
 誰でもゆっくり弾けば出来ますが、同じフレ-ズでも速く弾くほど難しくなり音も小さくなります。当然のことですが、これは音を大きく速く弾く筋力がないからではなく、音を大きく速く弾こうと力を込めるが故に指だけではなく手も腕も肩も力み、力みの連鎖反応で右手各指の独立性が独立性を失うからです。これを頭から勘違いして右手各指の筋トレモ-ドに入るとギタ-人生はスタ-トから全く逆方向にロ-ギアで全力疾走オ-バ-ヒ-トで焦げ付くのも時間の問題です(コルムナ8&123&124)。十分注意して下さい。
 逆です。右手各指の力を徹底的に抜いて下さい。力を抜かずにどうして使っている指以外は徹底的に休んでいることが出来るでしょうか? 速ければ速い箇所ほど、複雑なアルペジオや速いスケ-ルほど徹底的に力を抜いて下さい、軸をぶらさずに。軸がぶれては強打にならないのは右手も左手も同じことです(同100&101&252)。
 歌心と言う絶対的な軸さえぶれなければアルペジオもトレモロもスケ-ルも強打になって来ますよ、力を抜いて!?

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