先週日本領事館の年に一度の出張領事が日本語情報センタ-横のホテルであり、合間を縫って新任の副領事の方が表敬訪問にやって来た。グラナダ及び周辺在住日本人のパスポ-ト更新などの業務である。
聞けば最近日本人とスペイン人夫婦の離婚が急増しているとか。もちろん、スペイン人男性と日本人女性の組み合わせである。もちろんと言うのは、今日海外留学とは名ばかりの日本でOLが嫌になって現実逃避で羽を伸ばしに海外に行く日本人女性の方が男性より圧倒的に多いと相場が決まっているからだ。ワ-キングホリデ-も青年海外協力隊も似たり寄ったり。
元々動機が軽いので結婚まで軽くなる。軽く声を掛ける軽い相手と類は友を呼ぶ宿命で軽く国際結婚に至る。国際結婚と言えば最初は格好いいかも知れないが、そもそも軽く始まったことが重く終わるはずがないのは天の摂理でもある。天の摂理が読めなければ、皆身勝手にそんなもんあるかと天に唾を吐いて自らの顔に落ちて来るのみ。
塔を築こうとする時、まず座って完成に十分な金があるかどうかその費用を計算しないものがいるでしょうか。基礎を築いただけで完成出来なければ、見ていた人は皆嘲笑って『この人は建て始めはしたものの完成出来なかった。』と言うでしょう。-----或る昔の偉い人
正に離婚夫婦のためのことばみたいですね。副領事の言うには最近別れた日本人女性が子供を連れて日本の実家に逃げ帰り、スペイン人の旦那があるテレビ番組で子供を返せとか全国に恥を晒したとか・・・。そんなんだったら最初から結婚なんかするなちゅうの。子供が可愛そうですし、後始末をさせられる日本大使館や領事館もいい迷惑でしょう(と副領事さんは言いませんでしたが)。
天の摂理は愛、それも隣人愛です。良く日本語で子供を愛の結晶とか言いますが、愛ではなく身勝手な発情期の結晶なら似て非なるものです。子供も別れた両親も双方の爺さん婆さんにとっても悲劇です。お互い再婚して誰がパパかママか分からなくなればもっと悲劇です。
金も愛情も家庭計画も、まず座って完成に十分な金があるかどうかその費用を計算してからでも遅くはありません。でなければ100年に一度の経済危機で人生差し押さえです。
2009-03-16
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