先週スペイン北部大西洋岸のサンタンデ-ル(Santander)市で夫婦間暴力の訴えがあり、ちょっとした波紋を全国に巻き起こした。
夫婦は離婚調停中で、例に違わず資産分配などで揉めていたらしいが、離婚大国スペイン(離婚率65%:以前の69%から下がった!!)の血の気の多いスペイン人ならこの手の事件はむしろ当たり前。そこで、奥さんが暴力を振るわれたのは分かるとしても、暴力を振るった方がこれまた女だったのだ!?
つまりは女オカマの夫婦で、しかもスペインでは3年ほど前から合法。ところが、スペインの刑法では夫婦間暴力とは男女の夫婦間のみの暴力が伝統的にその定義であり(当り前田のクラッカ-!?)、今回同性夫婦(どう言う日本語じゃ!?)同士の暴力も法の前に果たして夫婦間暴力と定義していいものかどうかが司法界で議論された。
そして、定義されたそうだ。めでたし、めでたし。おめでとう。ご苦労さん。
先週の日本の女子高生の見せパンもだが(先週のコルムナ)、スペイン人もバカ負け度では負けてはいない。いや、司法の手を煩わせるだけバカ負け一本かも知れない。
知恵の正しいことはその行いが証明する。-----或る昔の偉い人
やはり、日本もスペインも世界中が気違いになって来ています。もはや巨大な精神病院と化した現代社会の中に居る多くの現代人にとって、気違いを気違いと呼ぶことが差別用語であることも、ある意味頷ける話です。法律も気違いを裁くためのものではなく、気違いを擁護する様では馴れ合いです。おまけに、気違いが過半数の正義でいい気になって民主主義の横車を押すのですから、気が触れてない方は堪りません。
しかし、気違いは気違いです。その知恵の正しくないことはその行いが証明します。
気違いが大挙して民主主義や人道主義を身勝手に唱えて道標をひん曲げたおかげで多くの現代人は現代社会で迷って奇行愚行が横行しているのです。それでも迷った自覚のある人はまだ救いがあります。その時は周囲の当てにならない人間に訊くのではなく、大空を見上げることです。人は変わりますが、自然の摂理(同138)は変わりません。
変わらない価値観こそ正しい知恵です。これに根差さなければ正気の沙汰と気違い沙汰の区別が付かない時代に我々は生きていると言えます、残念ながら・・・。
2009-06-15
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