ギタ-に限らず売れる商品が必ずしも優良とは限らないことを見て来ました(先週&先々週のコルムナ)。
ところで、日本もスペインも百年に一度の経済危機の真っ只中。こう言う時社会は中間層が居ない、金持ちと貧乏人の両極化が進みます。これは第三世界の慢性的特徴でもあり、それ故、残念ながら21世紀の日本もまた第三世界化している明らかな兆候でもあります。
となれば、資本主義社会に溢れる商品もまた二極化、つまり、贅沢品か100円ショップかどちらかの極端に別れる傾向にあります。正に今、世はそうなっていないでしょうか?
ギター業界も!? 名工の高級手工ギタ-か中国製ギタ-か。スペインギタ-に絞って言えば、スペイン人名工の高級手工ギタ-か中国製スペインギタ-か!?
こうなると、今週の表題の売れるギタ-は良いギタ-かと言う観点から言えば、売れるスペイン人名工の高級手工ギタ-は良いギタ-ですが、売れて利鞘の多い原価二束三文の原産国非表示の中国製スペインギタ-なら、これをスペイン製と称するスペインの国内メ-カ-(ブロ-カ-か!?)や日本の輸入業者や小売店も含めて性根が悪いスペインギタ-だと言えます。
筆者は常に『嘘を混じえた愛情友情人間関係ビジネスに真実は無い』と考えます。この場合中国人に罪はありません。
それに引き換え、スペイン人名工の高級手工ギタ-はさすがに崇高でさえあります、本当に本人の作なら(続く)!?
2009-10-12
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