さて、食品業界は中国産を国産と偽る産地偽装事件全盛時代。不況で原価を抑えてくれと言われれば・・・と言い訳が聞こえて来そうですが、国産は国産、中国産は中国産です。
この中国製スペインギタ-の問題は以前少しだけ触れましたが、先週の流れの続きで、新たに影武者ギタ-の話も交えてコルムナしてみましょう。
まず、ラベルの貼ってないギタ-は存在しません。そこに書いてある名前のメ-カ-の作ったギタ-だと言うことです、一昔前までは!?
読者も周囲を見渡してみるまでもなく、今日中国製品は日本人の生活のあらゆる隅々にまで厚かましい位浸透してしまっています。ギタ-もその他の楽器もそうだと考えない方が極めて不自然です。そして、残念ながら現実はそうなっています。ラベルがいかに正真正銘スペインの有名ギタ-メ-カ-でも、特に比較的安いシリーズは皆中国製だ・・・とスペイン国内でも評判丸出しです。
しかし、これは量産ギタ-の場合で、手工ギタ-の場合は影武者ギタ-の可能性もあると言うことです。そして、量産ギタ-には高級品ともなれば手工ギタ-並みの料金が付けられているのが現状ですし、手工ギタ-の影武者ギタ-を差し置いて、それ以上に高価な量産ギタ-もあります。
こう書くと、読者の中には混乱する人がいるはずです。それはそもそもギタ-メ-カ-とは何を意味するのか、ギタ-は一体どうやって作られるのか、など基本的知識が曖昧過ぎるからです。
来週からこの基本的知識をコルムナしてみましょう。
2009-10-19
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