新年明けましておめでとうございます。今年もまた週一でスペインギタ-してみましょう。基調はもちろんハ長調でもイ短調でもなく歌心です。
さて、それにしても筆者にとって昨年一番の衝撃は中国製スペインギタ-とそれをスペインギタ-として堂々と販売するスペインの多くのメ-カ-や日本の輸入業者や店舗の節操のなさ、歌心のなさです(コルムナ271)。楽器に限らず嗜好品の世界では売る方も買う方もその物へ拘りと愛着だと筆者は思っていたのですが、ギタ-業界は売れて企業として業績を上げさえすればそれでいいギタ-ビジネスとしてしかギタ-を見ていないと言うことがこの件で良~く分かりました。
おまけに年末の最新情報では国産有名ギタ-メ-カ-も市価10万円以下は臆面もなく中国製だとか!? それならせめて電気器具の様にSONY Made in Chinaと表記する良心も全く非表示だとか!? 期限切れや原産国表示がこれだけ社会的事件にさえなっている世相を全く度外視して日本の大手さえ最低限の良識さえなく自社製作楽器として販売するのですから、始まったばかりの21世紀もまた早くも世紀末なのでしょうか。しかも、スペインの有名メ-カ-のラベルが貼ってあれば例え中国製でも日本では何十万円の価格が付いていると聞きました。この点については近々当サイトも大改正して言及する予定です。
ギタ-その他総ての楽器の演奏もまた歌心がなければ世紀末なのかも知れません。
今年もまた歌心の良心でご愛読下さい。ia&maのお話はまた来週。
2008-01-01
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