まず、先週の続きですが、手っ取り早く言えば、全く同じスケ-ルをim&ia&maの3通りでやってみます。或いは逆の指使いmi&ai&amの合計6通りでも結構です。いずれにせよ、これらの指の組み合わせは変わってもこのスケ-ルを表現する歌心は何一つ変わらず一つに保ち、指が変わるごとに頭も指に釣られて別モ-ドに入ってぶれないこと。肉体的にも指が変わったからと言って指以外の手腕がぶれず同じモ-ドであることです。指自体ではなく、歌心と言う情緒的軸と手腕の肉体的軸を指使いの違いに係わらず我関せずと常に同じ一定モ-ドに保つことです。一々imaの組み合わせを我関するから一々別モ-ドに入って歌心も手腕もガタガタになるのです。スケ-ルに係わらずどんな技巧も指使いに係わらずモ-ド変換しないことが各指の独立性の秘訣です。
さて、スケ-ルの独立性の次は今週からアルペジオの独立性です。特に速くなればなるほどアルペジオは各指が独立していなければとてもじゃないけど弾けやしません。そんなことは読者ももう身に沁みて体験済みでしょう。スピ-ドが出ない、スピ-ドを上げるとすぐに疲れて音が小さくなる、指に拠って音量音質のバラつきがある・・・。
そのどうしても破れないアルペジオ上達の壁を各指の独立性を増すことに拠って来週からぶち抜いてみましょう。
2008-01-21
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