カトリック社会のクリスマスは来年1月6日まで。まだ中日だ。明日あさっての大晦日元旦もクリスマスの一環である。もちろん、街中まだクリスマスの飾り付けは今がたけなわ。
さて、もう年末だが話は先週のクリスマスドリ-ムジャンボ宝くじに戻る。一週間経ったので詳しい額は忘れたが、日本円にして確か一億円弱の2等賞がどこかの県のおばさんに当った。大当たりだった。おばさんは抽選前に2等大当りの宝くじをボケットに入れた衣類をいつも通り洗濯機に投げ入れ、宝くじはグチャグチャに。まさか何分か後にそれが2等賞に輝くとは!?
涙に暮れるおばさんの映像とインタビュ-が全国ニュ-スで駆け抜けたのだった。
ま、こう言うことが現実に起こるのだと言う漫画みたいな実話だが、筆者にとってはどうでもいい。それより、このおばさんも、先週の数億当った一等賞当選者も、皆結構年寄りが多かったのが記憶に残っている。一体そんな額の金どうすんの? 今から老い先が大して長い訳でもあるまいに・・・と、思わず羨まずに素朴な疑問が降って湧いた筆者であった。
時を同じくして、地元グラナダの地方紙に拠れば、4年前の一等宝くじ(こちらは週一の週間宝くじ:約6500万円)大当たりの女性が、共同で買った相棒に一銭もやらずに訴えられた裁判のニュ-スが載っていた。当ったら山分けの約束だったらしいが、確かに二人共まさか当るとは思ってもみなかったのだろう。しかし、まあ、どいつもこいつもどいつもこいつもだ。
『欲望の墓』とは何と余韻に富んだことばであろうか。世の真相はこの一語に尽きている。人は欲の化身として存在しているではないか。彼等の終わりはみな『欲望の墓』である。-----或る昔の偉い人
世界中でたくさんの立派な欲望の墓が崩れ始めたのが今年の下半期でした。まだ始まったばかりです。来年はドミノ現象が更に追い討ちを掛けそうです。
結局は実体経済以外の架空経済とその関連企業は自らの架空芝居の代価を支払う羽目に陥り、その余波で実体経済までもグラつくのですからいい迷惑です。
それにしても実体と架空・・・。結局はひまわりの花と実に帰着するのだとすれば、スペイン週間コルムナもまんざらじゃありませんか(コルムナ9&10)!? 来年も続けてお読み下さい。ご一緒に欲望の墓以外の何かを建てたいものですね。
2008-12-29
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