まさか影武者ギタ－をコルムナしている最中に一人の日本人女性旅行者が日本で160万円も払わされて買った、しかもコルムナしている正にそのメ－カ－の影武者スペインギタ－を日本語情報センタ－に持って来るとは夢にも思わなかったことが起こるのですから、スペインギタ－週間コルムナもその意味天声人語かも知れません。
影武者ギタ－で平然と商売するギタ－商人達は自然治癒力の臨界点を超えてトランス状態なのでしょうが、今度は手玉に取られる消費者の心理をコルムナしてみましょう。
まず、日本人のブランド志向は逆手に取られます。ギタ－に限らず何でも有名ブランドほど影武者製作家、他の工場への丸投げ、そして、今日中国製を自社製品として売っていると全く疑わないなら、読者は相当の人格者か世間知らずかのどちらかです。
日本人はブランドに弱い･･･。確かにそうかも知れません。しかし、強い弱いの問題ではなく、ブランドに考えもせずに飛びつく人は、私は自らの考えも意思も持たない人間ですと言っているのと同じなのです。
筆者がスペインで観光ガイド時代、日本から来たある女性添乗員さんの言ったことが印象に残っています。
海外では店員さんは〝これがお似合いですよ〟と言いますが、日本では〝これは皆さんがお買いになります〟と言います。
図星ですね、これは。ギタ－についても完璧に当っているところが賛成の反対なのだ(バカボンのパパ)。
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