因みにその1はコルムナ396。
筆者は1年半ほど前から右ひじの皮膚に直径6mm長さ1cm位のイボが出来ました。痛くも何ともないのですが、最近肘を突くと少々痛みを覚える様になって来ましたので、1ヶ月前の帰国中、地元の病院で健康診断してもらった際、切って欲しいと頼みました。素人目にも大したことはない様に思われましたが、根こそぎにしないと再発するし、切除後消毒に通院が必要なので、スペインに戻ってからやれと言われました。
スペインに戻って来ましたが時間はなし。そこで筆者が思い付いたのが、日本ではどうか知りませんが、スペインで良く使われるトイレや台所のこびり付いた汚れをアンモニアで溶かす強力液体洗浄剤。タイルの床に垂れた雫はその場で拭き取らないと脱色するほど強烈ですし、皮膚に付いて放っておけば火傷します。これを体験していた筆者は少量を別の容器に取り、そこに右ひじの患部とその根元辺りを漬けました。これを1日3回ほど数日間。3日目辺りからイボが目に見えて小さくなって枯れて行くのが分かりました。1週間後に根元が取れて丸い穴が空き、すっかり根こそぎ。患部辺りは火傷状態でしたが、大した痛みもなく、2週間経った今は僅かにかさぶたが残っているだけです。
良い子は真似をしない方がいいかも!?
私たちは何一つこの世に持って来なかったし、何一つ持って出ることも出来ません。衣食があればそれで満足すべきです。-----或る昔の偉い人
今回の様々な身体検査で、最後に検査した2004年当時より色んな数値が悪くなっていました。年齢からして当たり前と言えば当たり前かも知れませんが、要するに積年の不純物が体の各所に蓄積された数値であるとも言えます。もしかしてこの何でもないイボもその表れだったのかも知れません。
一滴一滴コップを満たす水が溢れ出すまでは自覚症状が無いのですが、溢れ出すと症状がどばっと出たりするのが中年期かも知れません。実際この歳になればもういない同級生も何人もいる訳ですから、健康管理は決して人事ではありません。
コップから一滴一滴溢れ出すまでは分からない。人の自己中毒もまたこんなものかも知れません。ましてや中毒なら自覚症状はなし。イボ程度のお知らせでもあれば気付いて改心することもあるかも知れませんが・・・。
ふと気付いても改心しなければ人生ギリシャ状態。次はスペイン&ポルトガルか!? もはやイボどころではない様ですが・・・。
2010-05-03
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