話したことなんかなかったけど、昔近所に住んでいた同い年位の女性と先週街ですれ違いました。ほとんど20年振りじゃなかったかと思います。
今週はコルムナ210と大体同じテ-マで同じ内容になりますが、違いがあるとすれば前回の女性には哀れさえ感じましたが、先週のこの女性には余りの変わり様に思わず戦慄しか覚えなかったことでしょうか。
20年振りとは言え、タイムマシーンが間違って40年振りの未来で遭ってしまったのではないかと思えるほどの深いシワの婆さん顔。筆者も良く注意して見なければ分からなかったであろうほどの別人振りでした。
20年前当時は美人でスタイルがいいなあとしか思いませんでしたが、歳を取って太って来ると、せっかくの長い脚も長くは見えなくなるから不思議なのが西洋人一般かも知れません。
もっとも、筆者と同い年のスペイン人なら、おじさんもおばさんも既に完全に初老の面持ちで、おじさんは禿げてかなりおなかを出し、おばさんは禿げずにかなりおなかを出しているのが一般的な外見です。この女性は今回そこまで太ってはいませんでしたが、顔の肌の色艶がないどころかガサガサで深いシワ。日本人なら大病でも患ったのかと近所の噂に上ること間違いなしと思えるほどの病的な老け振りでした。
スペインなら薬やってんじゃないかと近所の噂に上ること間違いなしの病的な老け振りだったりするかも知れません。
力の限り見張って貴方の心を見守れ。命の泉はここから湧く。-----或る昔の偉い人
確かに、カトリ-ヌ・ドヌ-ブでさえそうなのですから、ただ単に婆々っちくなるのが人様より少し早かっただけのことなのでしょうが、願わくば戦慄より、せめて哀れを醸し出して欲しかったですね。ああ無情・・・。
しかし、やはり人は外見より内側、どんなに美しく咲いても、いつかは散って行く花より、花が散った後の実こそその人の人生です。
その秘訣は外見ではなく心を見守ること。老け行く顔を鏡の前で力の限り見張って見守っても、顔から命の泉は湧きゃしません。何~がイケ面じゃ!!
2010-10-11
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