グラナダにはアントニオ・ラジャ・パルド氏なる名工がいます。
作年末からレオ-ナでは新作スペインギタ-をどんどん発表していますが、氏にも2本依頼していました。モンゴイと言う名の珍しい木で650mm普通サイズ&645mmボディも小振りなト-レスモデルの2本です。年末12月30日連絡があり、早速工房に取りに行きました。
まずは650mmを試し弾き。感想はこちらに書いておきましたが、とにかく凄い出来映えです。清涼感たっぷりで、しかも深みのある音色は最初から一音一音良く分離しています。さすがは名工です。
そこで、〝2本目(645mm)は?〟と言って出て来たギタ-はどう見ても小振りではない!?〝650mmが2本じゃなかったのか!?〟〝何考えとるんじゃ、ええ加減にしとけよ!!〟と続く会話!?
スペイン人には珍しく真面目な人柄なのですが、この人に限らずスペイン人には2回3回と念を押さなければ忘却の彼方は日常茶飯事。他の製作家も同じこと。結婚の誓いも同じことです(スペインの離婚率現在6割5分)。
結局急いで645mmの作るとか言われ、結局もう一本購入することになり思う壺!?
ところが、急ぐと言った割りに本人は奥さんを伴って一昨日3日から日本滞在2週間!? どうやら日本行きで浮ついていたらしい!?
広島県福山市のどこかで中西さんと言う画家の個展が開かれています。そこに氏もいます。暇な方はどうぞ。ギタ-もお飾りで展示するそうです。
先週の続きはまた来週。今年もまた宜しくお願いします。
2010-01-04
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